Edwards Polycold®ラインのMaxCoolクライオチラーシリーズに、最新モデルのMaxCool 2000が追加されました。
Edwards Polycold®の製品マネジャー、ダレン・ウェインホールドが、MaxCool 2000の利点や彼の経歴について語ってくれました。
Q:それではよろしくお願いします、ダレン。あなたの経歴について話してください。
A:私は18歳からずっと、真空製品に携わっています。最初は大学でプラズマの磁場緩和を研究しました。それ以来、熱伝導率ゲージと冷陰極ゲージを中心に、真空ゲージトランスデューサの技術開発を行ってきました。過去3年間は、真空ゲージトランスデューサとチルトセンサ製品におけるラインの設計とサポートを担当するエンジニアチームの責任者を務めています。
Q:MaxCool 2000がシリーズに追加されることによるメリットは何ですか。
A:MaxCool 2000がMaxCoolシリーズに追加されたことで、ワット数の低い冷却システムをお使いのお客様にも、他のMaxCool製品のメリットをお届けできるようになりました。追加された通信オプション、改善された電力効率、省スペースなどのメリットを体感していただけると確信しています。MaxCool 2000は、アップグレードのためにPFC-672をお使いのお客様にもご利用いただける製品です。
MaxCool 2000がMaxCoolシリーズに追加されたことで、ワット数の低い冷却システムをお使いのお客様にも、他のMaxCool製品のメリットをお届けできるようになりました
Q:MaxCool 2000はお客様にどのようなソリューションを提供できますか。
A:MaxCool 2000は、さまざまな用途に対応したソリューションを提供できます。お客様がエッチングプロセス用ウエハチャックの冷却を検討している場合でも、サイクルタイム改善のために大容量の水ポンプを必要とするバッチプロセスを実行している場合でも、MaxCool 2000は、ニーズに最適なソリューションを提供します。
Q:MaxCool 2000の効率性と環境への影響について教えてください。
A:MaxCool 2000は、Polycold®のさまざまなクライオチラー設計の実績を活用しています。当社の自動冷凍カスケード(ARC)プロセスは、組み込まれた1つのコンプレッサで複数の冷凍ループを実行するため、他の冷却ソリューションよりもはるかに高効率です。ARCプロセスを使用するには、必要な冷却を行うために、複数の冷媒を適切な比率で混合する必要があります。環境への影響を最小限に抑えるために、第三者機関による認証済みの、HCFC不使用、無害、非可燃性、CEマーク付き冷媒製品を使用し、欧州の圧力機器指令、低電圧指令、EMC/EMV、機械指令の厳しい基準に適合しています。