英国バージェスヒル、2022年11月2日– グローバル半導体産業向けの真空および除害製品、サービス、ソリューションの大手サプライヤであるエドワーズは、ニューヨーク州西部に新しい製造施設を建設し、米国でのプレゼンスを強化することを目指しています。最先端のドライポンプ製造に特化した新拠点は、ニューヨーク州ジェネシー郡にあるニューヨーク州西部科学技術先進製造パーク(WNY STAMP)に建設されます。
最近の半導体需要の増加により、世界中の政府が業界の戦略的重要性を認識し、安定した回復力のある半導体インフラを確保するために多額の投資が行われています。昨年、エドワーズの主要顧客の多くが米国での投資計画を発表しており、エドワーズのこの新施設への取り組みは、米国の顧客をさらにサポートし、この成長に対応できるサプライチェーンの能力を確実に確保するための重要な動きを意味します。
第1段階は、約240,000平方フィート(22,000 m2)のハイテク製造施設を建設する$127millionのプロジェクトになります。今後7年間で、総事業費は$319million、コミュニティ内で約600人のスキルベースの雇用を創出すると期待されています。この新しい建物は、従業員に最新の設備を提供し、エドワーズの「未来の工場」戦略の一環として高度なデータ技術、最新の製造および測定機器、完全温度制御の機械工場を使用し、さらに急速に変化する市場で顧客の要求をサポートするために必要な品質、優れた運用性、生産性レベルを実現するための柔軟な製造システムを提供します。
エドワーズは、環境への影響を軽減するため、LEEDグリーンビルディング認証システムに合わせて新施設を建設、運営します。新しい建物は、100%再生可能なエネルギー源を利用して電力供給され、水消費量がソリューションと制御によって軽減されます。また、エドワーズは、従業員の通勤などの活動の影響に対処するプログラムを展開します。このようなScience Based Targets(科学的根拠に基づく目標)への取り組みを支援するとともに、この拠点は、製造拠点を米国に置くことで、国際貨物から生じる二酸化炭素排出量を大幅に削減することができます。また、エドワーズには、ニューヨーク州サンボーンにある配送センターと、ニューヨーク州アルバニーにある販売およびアプリケーション施設も近くにあります。
「ジェネシー郡とSTAMPは、半導体サプライチェーン業界で高く評価され尊敬されるグローバル企業の拠点となることを光栄に思っています」と、ジェネシー郡経済開発センター社長兼CEOのスティーブ・ハイド氏は述べています。「当社は、あらゆるリソースを活用して、STAMPに建設されるエドワーズの「未来の工場」が、どこにも引けを取らないものとなることを楽しみにしています。ジェネシー郡、地域、州にとって歴史的な日です。」
エドワーズセミコンダクタの社長、ケイト・ウィルソン氏は次のように述べています。「ニューヨーク州にこの新施設の建設を発表できることをうれしく思います。需要の増加を背景に、お客様の近くに位置する製造能力への投資に対するニーズが明確に示されていることから、当社は、引き続き、事業拠点に多額の投資を行います。これは、当社がグローバル半導体産業に選ばれる真空および除害パートナーとしての地位を維持するために重要なことです。」